ソシエテ・バン・ド・メールの庭園は、モナコ公国、モンテカルロの開発と密接に関連しています。モンテカルロは、何もなく乾燥地帯だったスペリュグの岩山にカジノを創設した1893年頃から飛躍を遂げました。
モナコ初の公共庭園。飢饉状態だった住民が収入を得ることができるよう、公共事業として1816年に建設されました。
モナコの高台にある熱帯植物園はエキゾチックな熱帯植物が溢れる異国城じょたっぷりの、現実とは自然の王国 (現在は閉園中-2025年再開予定)
ロッシェ地区の南部に位置するレーニエ3世動物園は、1954年にレーニエ3世によって創立されました。
日本庭園はモナコ大公レーニエ3世の希望により1994年に造られました。造園を担当したのは庭園建築家の別府保男氏(別府梢風園 :1990年の大阪国際花と緑の博覧会名誉賞)で、禅宗の思想が忠実に取り入れられています。モナコの中心地にいながらも日本を旅しているような気分を味わえます。