モナコ新国立美術館– ソベール館(Villa Sauber)

モナコ新国立美術館は、 モナコ公国の文化遺産の価値をより高め、パロマ館とソベール館の二か所で開催される特別展覧会を通して現代創作物を広めています。この取り組みは、芸術や文化、科学の分野間での対話や、創作家、思想家、研究家たちの支えによって常に歴史が特徴づけられている特有の国、モナコの文化活動の一つです。

エピソード

ヴィラ・ソベールはモナコにあるベル・エポック様式の最後のヴィラです。正確な建設時期は不明ですが、1900年初頭に建てられたことが明らかになっています。ヴィラは、ソシエテ・バン・ド・メールとモンテカルロのカジノの発展に活躍したブラン家が所有していました。 

当時は、海岸沿いの地区はバ・ムーラン(Bas-Moulins)と呼ばれ、ラルヴォット・ビーチはまだありませんでした。新しく買収された所有地は海沿いの道まで続いていました。画家ロバート・ソベールがエドモンド・ブランからヴィラを購入したのは1904年のことです。ヴィラは、当時シャルル・ガルニエが作ったオペラ座と似ていることから、ベル・エポック時代の有名建築家が手がけたとされています。
ロンドン生まれの画家ソベールはヴィラの西側翼棟にアトリエを構えました。ロバート・ソベールと夫人は、10年間ヴィラ・ソベールと呼んでいたその邸宅を所有していましたが、ほどなくして第二次世界大戦が勃発し、1914年に夫妻はヴィラを売却しました。その後1925年にソベール夫妻が再び購入するまで、ヴィラは多くの人の手に渡っていました。

1930年初頭、年老いたソベール夫妻はロンドンの警察裁判所の救済基金にヴィラを譲渡しました。

ロンドンの警察裁判所は15年ほどヴィラを所有していましたが、ノラ・マックカウがヴィラを1952年に購入し、1957年にプランセス・グレース通りにある不動産会社に売却しました。

そして1969年、その不動産会社からヴィラを買い取ったのがモナコ国有の不動産会社でした。以来、ヴィラとその庭はモナコ政府の所有となっています。

展覧会中は毎日10時から18時まで開館
閉館時期: 1月1日、5月1日、グランプリ開催時の4日間、11月19日、12月25日

料金 :
大人: 新国立美術館チケット(パロマ館+ソベール館) : 6€ 
団体料金4€ (15人以上から) 
共通チケット 新国立美術館/熱帯植物園/先史人類学博物館: 10€
毎日曜日は入場無料
26歳以下、校外学習による児童生徒の団体、モナコ在住、ICOM およびCIMAM会員、求職登録者、障がい者は無料