L'Hiver

碧い空、美しい湾、煌く水平線。モナコは1年の締めくくりを祝うのに理想的な場所です。フレンチ・リビエラの穏やかな気候を感じながらモナコ旧市街の通りを渡り歩きましょう。

モナコの冬 穏やかな季節

モナコ港では、スケートリンクやクリスマス村、催し物にパレード、地域の有名工芸品が並ぶクリスマス露店に、子供たちの顔が笑顔いっぱいになります。イルミネーションで輝く眩いカジノ広場もはずせません。

1974年に大公殿下によって創設されたモンテカルロ国際サーカスフェスティバルでは、世界中の有名アーティストが演技を披露し、技術や俊敏さ、笑いをさそう滑稽さを競います。素晴らしい演目にはクラウンドール(ゴールド)をはじめとして、シルバー、ブロンズの賞が授与されます。

モナコ公国の守護神、サント・デヴォート祭は1月27日。船に火をつける伝統的なこの祭事は、エルキュール港付近のゴーマット峡谷でモナコ大公一族が集うなか行われます。

1月下旬、モナコ公国は名高いスポーツの祭典といえるラリー・モンテカルロにあわせて賑わいを見せます。ラリー・モンテカルロは、1973年に始まった世界ラリー選手権の一つで絶大な人気を誇るイベントです。スタートとゴール地点はともにモナコ。ラリー・モンテカルロは世界で最も格式と優美さを備えた過酷なレースです。

いつでも美しいモナコの季節…

現代創作活動の促進を目的とするモナコ・ピエール大公財団から、年間を通して文学賞、作曲賞、国際現代芸術賞が授与されています。大公レーニエ3世が、芸術と文学の支援者であった父ピエールを讃えて1966年に創設したこの財団は、著名人たちによる様々なテーマに関する講演を開催しています。

グレース公妃の後援によって創設されたプリンセス・グレース劇場では、喜劇からジャズ、クラシックから人形劇、映像やワンマンショーといった幅広い演目を、フランス語や英語、イタリア語、ドイツ語でお楽しみいただけます。

芸術監督兼音楽監督として山田和樹が率いるモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団は観客を壮大な世界へと誘います。

モンテカルロ・オペラは優れた演技で叙情的作品を披露しています。珍しい演目も多く、その中で2002年にモナコで初めて披露されたジュゼップ・ヴェルディのナブッコでは、120名の歌手、60名の俳優、多くのダンサーが出演し、300の衣装が使用され、一新したバロックオペラや趣あるオペレッタに合わせて実演されました。ジャン・ルイ・グリンダが率いるモンテカルロ・オペラは、魅力と驚きと才能が溢れる演目を上演しています。

ジャン・クリストフ・マイヨーによるディアギレフ・ロシアバレエ、モンテカルロ・バレエ団は1世紀に渡ってダンスの歴史を情熱と共に歩んできました。監督であり振付師でもあるジャン・クリストフ・マイヨーは、自身の作品を通して、定期的にモナコに招待される世界で活躍する振付師と共に、バレエを現代創作物へと進展させました。

バレエ団、フィルハーモニー管弦楽団、モンテカルロ・オペラ、プリンセス・グレース劇場は、数か月に渡って独自で一流の演目や演奏を披露していきます。