Ballet

モンテカルロ・バレエ団の2014年度前半期のプログラム

「くるみ割り人形カンパニー」の成功を受けて、モンテカルロ・バレエ団は今年も再び素晴らしいプログラムを予定しています。

2月にはモンテカルロ・バレエ団のアトリエ（Atelier des Ballets de Monte-Carlo）で2回目となる「アンプレヴュ（Imprévu）」の一環としてジャン＝クリストフ・マイヨーの作品「ラ・ベル（La Belle）」をダンサー達のお稽古と同じ環境で見ることができます。ダンサー達とバレエ教師から数メートルしか離れていない距離でモンテカルロ・バレエ団の芸術監督の世界を直に感じることができる素晴らしい体験となるでしょう。

2014年2月4日、2月5日、2月6日 – モンテカルロ・バレエ団のアトリエ（ Atelier des Ballets de Monte-Carlo） 


4月には、モナコ・ダンス・フォーラムに招待されるジュネーヴ大劇場バレエ団がグリマルディ・フォーラムで公演。２人の振り付け師が音楽とダンスが融合した力強い作品を創り上げます。

同月、モナコ・ダンス・フォーラムではジリ・キリアンが「イースト・シャドー（East Shadow ）」をヨーロッパ初上演。サミュエル・ベケットの風変わりな世界へと誘うこの作品は2011年の東日本大震災をテーマに2013年愛知トリエンナーレのために創作されました 。

2014年期最後となる「アンプレヴュ（Imprévu）」では若手振付け師のためのスペクタクルとして、ジャン＝クリストフ・マイヨーの提案により、ダンサー達が振付けを行った作品を上演します。この作品はモナコ市立パヴィヨン・ボジオ高等美術学校（Pavillon Bosio）の舞台装置科の生徒達との協力で実現しました。

2014年4月15日、4月16日、4月17日、4月18日– グリマルディ・フォーラム（Grimaldi Forum）
モナコ・ダンス・フォーラム（Monaco Dance Forum） 

2014年4月24日〜4月26日 - 「アンプレヴュ（Imprévu）」 モンテカルロ・バレエ団のアトリエ（ Atelier des Ballets de Monte-Carlo） 

6月にはグレース大公妃バレエ学校の生徒たちが発表会を上演します。モンテカルロ・オペラ座にて、未来のダンサーたちがモンテカルロフィルハーモニー管弦楽団の演奏でクラシックからコンテンポラリーまで多彩な演目を披露。

2014年6月18日、6月19日 - –モンテカルロ・オペラ座（Opéra de Monte-Carlo）
グレース大公妃バレ学校発表会

7月には今年も「夏はダンス（L’été danse !）」フェスティバルがモンテカルロ・オペラ座のガルニエ・ホールで開催されます。モンテカルロ・バレエ団はフォーサイスの80年代を代表する作品「ニュー・スリープ（New Sleep）」と、難しい技術と体力が要求されるマルコ・ゲッケの創作を上演。高いレベルのダンサーを必要とする作品を生み出すマルコ・ゲッケとモンテカルロ・バレエ団は素晴らしいパートナーシップで結ばれています。

モンテカルロ・バレエ団はジリ・キリアンの「小さな死（Petite Mort）」も演じます。チェコ出身のこの振り付け家が世界でも最も注目される振り付け家となるきっかけとなった、ダンス史上に残る傑作とみなされている作品です。

「夏はダンス（L’été danse !）」フェスティバルの幕を華やかに閉じるのはジャン＝クリストフ・マイヨーの「コレ（Choré）」。ブロードウェイ・ミュージカルの多彩な世界を探求し、理性を失いつつある現代におけるダンスの位置という問題を提起しているバレエ作品です。

2014年7月16日〜7月19日– モンテカルロ・オペラ座（Opéra de Monte-Carlo）


インフォメーション : www.balletsdemontecarlo.com