2006年に アルベール2世によって落成された ピースフレームは、モナコのPorte Neuveの近くに立っている。トスカーナのピエトラサンタの鋳物工場で鋳造された高さ5.5メートルのこの 記念碑的な 彫刻には、5トンのつや消し ブロンズが 必要だった。プッチーニ音楽祭財団によって寄贈されたこの作品は、 公国を象徴的に縁取っている。
完璧な 写真を撮りたいですか?フレームの中央に位置し、自由な 創造力を 発揮してください!ジャンプしてポーズをとったり、フレームを「持って」目の錯覚を起こしたり、モンテ-カルロを眺めながらクラシックな写真を撮ったり、可能性は無限です。
最高の結果を得るには、自然光が ポート・エルキュールを昇華させる 日の出や 日没の ゴールデンタイムを選ぶとよい。
この作品の作者であるアメリカ人フレッド・ナル・ホリス(通称ナル)は、1948年アラバマ生まれのマルチアーティストである。タスカルーサ大学で幅広く学んだ後、1971年にパリの美術学校に入学。師匠となった サルバドール・ダリに励まされ、ライフドローイングを精力的に描き続けた。
2000年の赤十字舞踏会のイラストレーション、2003年のグリマルディ・フォーラムの2つの 堂々たる モザイク画「 サンライズ&サンセット・ペンセ」、2006年の「 ピース・フレーム」と「 ヴィオラータ・パックス・コロンブ」からなる「 ヴィオラータ・パックス」プロジェクトなど、いくつかの大きなプロジェクトを通じて、 モナコとの つながりは確固たるものとなった。彼の作品は現在、フランス、アメリカ、イタリアの主要コレクションに収蔵されている。現在はフェアホープ(アラバマ州)を拠点に、芸術の継承に力を注いでいる。