"La Favorite" (concert version) by Gaetano Donizetti with Daniela Barcellona, Juan Diego Florez, Jean-François Lapointe, Nicolas Cavallier, Alain Gabriel, Julia Novikova, the Chorus of the Monte-Carlo Opera and the Monte-Carlo Philharmonic Orchestra conducted by Jacques Lacombe, organised by the Monte-Carlo OperaThursday 12 December, at 8 pm and Sunday 15 December, at 3 pm Auditorium Rainier III
12/10
ドニゼッティ作のオペラ「ラ・ファヴォリータ」モナコ公演
2013年12月12日と12月15日、若手テノール、フアン・ディエゴ・フローレスがフェルナンドを演じます。
ガエターノ・ドニゼッティは1840年に「ラ・ファヴォリータ」を作曲しました。
初演の際にはあまり好評ではありませんでしたが、パリでのドニゼッティの成功を示す作品となりました。ドニゼッティは1835年から1845年の間パリで上演されたオペラのなかで、最も作品数が多いイタリア人作曲家だったのです。
「ラ・ファヴォリータ」は1918年まで約700回上演されました。このオペラでは歌手にとって大変高いレベルのボーカルテクニックを必要とする作品で、その後ヴェリズモ・オペラやワーグナーの作品が人気となったことから「ラ・ファヴォリータ」は忘れられた作品となってしまったのでした。イタリアやスペインではこの傑作はイタリア語版でレパートリーに残っています。
フアン・ディエゴ・フローレスは、フェルナンドを演じる舞台としてモンテカルロ・オペラ座を選びました。この役は、ロッシーニのオペラ「ウィリアム・テル」でアルノール役を独自の歌唱方法で演じたことで有名なフランス人テノール、ジルベール・デュプレのために書かれたものでした。
ベルカントの有名なテノール歌手たちにとってお馴染みのフェルナンド役を演じることは、このペルー出身の若手テノールのキャリアのなかでも重要な機会となることでしょう。
「ラ・ファヴォリータ」ガエターノ・ドニゼッティ作
レーニエ3世オディトリウム(Auditorium Rainier III)
2013年12月12日(木) 午後8時
2013年12月15日(日) 午後3時
www.opera.mc
写真クレジット : DR
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