Exhibition

このイベントに訪れる方達は、研究ガイドや芸術作品の修復作業、展覧会の制作活動や内装設備準備の見学、ワークショップや講演会などを通じて、美術館がどのように成り立っているかということだけではなく、美術館での活動がどのようなタイミングで進行しているかということをより深く理解できることでしょう。

ワークショップや講演会では美術館の将来というテーマを軸に、建築、バリアフリー、 アーティスト・レジダンス、コミュニケ−ションなどのキーポイントについてディスカッションが行われます。ディスカッションにはアーティスト、批評家、グラフィスト、美術史専門家、デザイナー、哲学者、美術作品修復職人、キュレーター、美術館長が参加し、考察のための新しいてがかりを提案します。

このイベントのために、アトリエやワークショップ、上映会などで美術館の様々な設備が活用され、その価値が新しく見出されることでしょう。

プログラム:

イベント「LAB（ラボ）」では、アーティスト、建築家、批評家、修復職人、美術館の館長などを招いて講演会やディスカッションが開催されます。

講演会／ディスカッションは 午後６時〜からソベール館（Villa Sauber）で行われます。

１１月２６日（木）
「機械仕掛け人形に注目」: クラウス・ローレンツ（機械仕掛け人形修復職人）によるガイド見学

１２月３日（木）
「美術館の新生 」：クリスチャン・ベルナール（ジュネーブ現代美術館長）とロラン・ビュジーヌ（グラン・オルニュ内MAC’S 現代美術館長）の対談

１２月１１日（金）
ベルジェ & ベルジェ（アーティスト兼建築家）

１２月１７日（木）
ヴィート・アコンチ（ギャラリー「Sous Contrôle」）、 オードレー・イルス（批評家兼キュレーター）。

１月１５日（金）
「５９の出口（59 sorties） 」 セリア・ピム（アーティスト）

１月２１日（木）
「気候変動の時代の美術館」フィリップ・ラム（建築家）

１月２８日（木）
「Residency Unlimited 〜アーティスト・レジダンスへのもう一つの見方〜」
ナタリー・アングレス（Residency Unlimited NYC創設者）

２月４日（木）
「攻撃される美術館」ジャン＝ルイ・デオット（パリ第８大学哲学科教授）

２月２６日（金）
「庭を構築する」クリストフ・ラフォルジュ とダニエル・ジャリー（造園家）

３月３日（木）
マリー＝シャルロット・カラファ（欧州・地中海文明博物館コレクション・資料部門副部長）

３月１０日（木）
「美術館を描く」ジョシェン・ジェルネ（作家兼イラストレーター）

３月１８日（金）
「目で描く」ミッシェル・ペイザン（アーティスト）

インフォメーション:

入場無料

ソベール館（Villa Sauber）
住所：17, avenue Princesse Grace
Tel： +377 98 98 91 26