今年のその他の大イベント

  • モンテカルロ・サマーフェスティバル
    2024年7月
  • 夏の特別展覧会 - グリマルディ・フォーラム・モナコ
    2024年7月
  • モナコ大公宮殿コンサート – モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
    2024年7月
  • モナコ・ヨットショー
    2024年9月
  • モンテカルロ国際サーカスフェスティバル
    2025年1月
  • Wrcラリー・モンテカルロ
    2025年1月
  • ロレックス・モンテカルロ・マスターズ
    2025年4月
  • モナコ Eプリ
    2025年5月
  • モナコF1グランプリ
    2025年5月

モナコ大公宮殿コンサート – モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団

毎年、夏の数日間、モナコ公国の星空の下、モナコ大公宮殿の中庭(オヌール広場)で特別なコンサートが開かれます。モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の独創的なプログラムは、あなたを異国の旅へと誘います…。

モナコにしかないコンサート会場会場

夏の間、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団はモナコ大公宮殿の中庭オヌール広場でコンサートを上演します。
このアイデアは1959年、レーニエ3世治世下で生まれました。グリマルディ家による芸術家、特に音楽家たちの支援という伝統は18世紀に遡るものです。当時、モナコ大公は、宮殿のドヌール広場(中庭)で忠実な国民たちに「音楽をプレゼント」していたのです。
この音楽会の命名には、「大公宮殿音楽週間」、「大公宮殿フェスティバル」、「大公宮殿音楽レセプション」、「大公宮殿音楽の夜会」、「大公宮殿国際音楽の夜会」など、いくつもの候補が上がりました。
最終的に選ばれた名前が「モナコ大公宮殿コンサート」です。

前モナコ大公レーニエ3世の指示により、コンサートの運営や入場管理、椅子や舞台のセッティングなど、観客に関する全ての業務は全て宮殿の総務部が担当しています。
このコンサートのおかげもあって、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団は長年にわたり、ヨーロッパを代表する交響楽団として批評家たちから高い評価を得ています。
モナコ大公一家が今でも住んでいる伝説的な宮殿で、この場所でしか味わえない特別な雰囲気の中で忘れ難い体験を。

2024年度のスケジュール...

今年は以下の日程でコンサートが予定されています。

  • 7月11日(木)午後9時30分開演
  • 7月18日(木)午後9時30分開演
  • 7月26日(金)午後9時30分開演
  • 7月28日(日)午後9時30分開演
  • 8月1日(木)午後9時30分開演
  • 8月4日(日)午後9時30分開演
  • 8月8日(木)午後9時30分開演

モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団について

モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団にはその伝統と現代性を融合させるという力があります。 そのおかげで、重要な交響曲作品の解釈や希少な現代音楽作品の上演、歌曲やダンス音楽の振の創作において世界でもリーダー的な役割を果たしており、モンテカルロ・バレエ団やオペラ座、春の芸術祭とのコラボレーションでも活躍しています。また、映画コンサートではウォルト・ディズニーの『ファンタジア』やピーター・ジャクソンの『ロード・オブ・ザ・リング』など、国際的に評価の高い作品を上演しています。

モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団は海外の大規模な音楽祭や特別公演のためにモナコ国外でも活躍し、国際的なオーケストラとしてその名を確立することにも力を注いでいます。モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の総裁はハノーファー皇太子妃が務めており、モナコ大公アルベール2世の支援と奨励を受けています。

歴史

モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の母体となった楽団は1856年に創立されました。パリから来た演奏家達で人数が増え、「新外国人管弦楽団」としてオーケストラが結成されたのです。1958年には「モンテカルロ国立オペラ管弦楽団」と改称。1980年に「モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団」が正式な名称となり、それ以来、音楽界で国際的にも重要な地位を占めています。
2010年秋、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団は「OPMCクラシックス」レーベルを立ち上げました。このレーベルのもとで多くの作品が録音され、音楽専門誌から数々の賞を受賞しています。
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の歴史は、イーゴリ・マルケヴィチ、ジャンルイジ・ジェルメッティ、そして2016年から現在に至るまで指揮を執り続けている山田和樹といった偉大な指揮者や音楽監督によって彩られてきました。

モナコ大公宮殿コンサートの詳細情報 

https://www.opmc.mc/