2000年の開館以来、毎年恒例となっているグリマルディ・フォーラムの夏の大展覧会が2024年7月6日から9月1日まで開催されます。 ロンドンのテート美術館との共催で開かれる今年の展覧会のタイトルは「ターナー、崇高なる遺産」。
巨匠から巨匠へ…
グリマルディ・フォーラム・モナコは、2023年夏に開催された「光の中のモネ」展に続き、19世紀ヨーロッパ最大の画家の一人、ジョセフ=マロード=ウィリアム・ターナーの世界へと誘う特別な旅、「ターナー、崇高なる遺産」展を開催します。
有名な風景画から、ターナーが光と空気を探究した作品まで、2000平方メートルを超える会場でこの巨匠の主な作品を鑑賞しましょう。
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ジョセフ=マロード=ウィリアム・ターナー 、『Venice
Quay, Ducal Palace』1844年展示、油絵、キャンパス
写真© Tate.
ターナーが絵画の世界に及ぼした大きな影響は、後世の画家達にも受け継がれています。この展覧会では、リチャード・ロング、オラファー・エリアソン、コーネリア・パーカー、ジェシカ・ウォーボーイズ、ジョン・アコムフラー、ケイティ・パターソン、ピーター・ドイグ、マーク・ロスコなど、現代を代表する画家達による崇高性についての解釈を通して、ターナーが残した足跡をたどることができます。
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Peter Doig, Ski Jacket, 1994年, Oil paint on 2 canvases.© Tate © Peter Doig. All Rights Reserved, ADAGP, パリ、2023年
キュレーターは、テート美術館のジェネラル・キュレーター兼プロジェクト・マネージャーのエリザベス・ブルック。
本展はテート美術館との共同企画。後援:CMB MONACO、SOTHEBY'S、GROUPE MARZOCCO。
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ジョセフ=マロード=ウィリアム・ターナー 『万歳!捕鯨船エレバス号に魚もう1匹!』1846年展示 、油絵、キャンバス
写真 © Tate
過去の展覧会…
グリマルディ・フォーラム・モナコ(GFM)は2000年7月20日に旧モナコ太公レーニエ3世と現モナコ太公アルベール2世によって創立されました。グリマルディ・フォーラム・モナコ(GFM)は、毎年夏に、主な芸術運動や文化遺産、文明、あるいは新たなる創造的芸術表現をテーマとした大規模な展覧会を開催しています。
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2000年 『AIR-AIR』 2007 年『モナコ太公妃グレース・ケーリーの時代』
GFMは世界有数の美術館や文化財団、アートギャラリーと協力しています。GFMの夏の大展覧会の成功はこれらの機関や団体が貸し出してくれる所蔵作品のおかげでもあります。
グリマルディ・フォーラムは夏の大展覧会の質の高さが認められ、独自の文化機関としての地位を確立しています。
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2008年 『エジプトの女王達:へテプヘレスからクレオパトラまで』 2013 2013年 『モナコでピカソ祭』
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2017年『モナコで紫禁城展 ― 中国皇帝の皇妃の生活』 2019年 『ダリ ― 絵画のとある物語』
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2021年 『アルベルト・ジャコメッティ回顧展 ― 驚異のリアル』 2022年 『クリスチャン・ルブタン ― エキシビジョン(エキシビジョニスト』
2024年度の展覧会のプロモーション動画はこちら.
待ち切れない方のために展覧会の前売りチケットは2024年6月30日まで
こちらで販売.
写真クレジット:
©Tate / Peter Doig / Benjamin Vergély