Celebrations for the Saint Devota Festival

モナコの聖デヴォート祭

モナコの守護聖人である聖デヴォートを讃えるお祭りが2014年1月26日と1月27日に開催されます。

聖デヴォート祭はモナコの最も古い伝統のひとつで、宗教、民俗学、迷信、歴史、文学、芸術、絵画、音楽、古銭学、切手学など、聖デヴォート祭は多彩な分野でモナコの文化に根付いています。

この伝統は中世時代の古文書で伝えられている「聖デヴォートの伝説」に由来しています。

伝説によると、コルシカ島出身のキリスト教徒の若い女性、デヴォータ（デヴォート）はローマ帝国のディオクレチアヌス帝及びマキシミリアヌス帝の治世下においてバルバリュス提督に虐待され、西暦303年か304年頃、殉教死したと語られています。

デヴォータの亡骸は信者たちによって救われ、小舟に乗せられてモナコに到着し、港の近くにある「デ・ゴマテス（des Gaumates）」と呼ばれていた小さな谷間にあるチャペルに同年1月27日に埋葬されたのでした。

17世紀、オノレ2世時代に聖デヴォートはモナコの守護聖人となり、1874年からは、モナコ大公と大公一家、モナコの著名人達が小舟が焚火で燃やされる様子を見守るという伝統が継承されるようになりました。

小舟が燃やされたあとはエルキュール港から花火が打ち上げられます。

聖デヴォート祭のプログラム：

2014年1月26日（日）:
10時半：聖デヴォート教会にて、モナコの方言で伝統的なミサ。海の祝福式。

18時半： エルキュール港にて、聖デヴォートのための祭式。エルキュール港に聖デヴォートの到着を象徴する船の入港。

18時45分： J．F．ケネディ大統領大通り（Avenue Président J.F. Kennedy）にて聖デヴォート御聖体パレード。

19時：聖デヴォート教会にて、モナコのベルナール・バルシ大司教による至聖なる聖体秘跡の祝福の言葉。モナコ大公夫妻出席。

19時45分：聖デヴォート教会前広場において、モナコ大公一家とモナコの著名人たちによる、象徴的小舟を燃やす儀式。

儀式終了後、レーニエ3世河岸通り（le Quai Rainier III）にてFlash Art Monaco Entertainment社による花火と音楽のショー。


2014年1月27日（月）
9時45分：モナコ大聖堂にて、聖職者たちと聖なる慈悲信徒会のメンバーによるレプリカの迎え入り。

10時：モナコ大聖堂にて、枢機卿兼ド・ゴール首座司教リヨン都市圏大司教であるフィリップ・バルバラン氏による教皇ミサ。

11時半 モナコの市街にて、レプリカのパレード。


インフォメーション : Monaco.com

The Patron Saint of Monaco is Celebrated Beyond the Principality

Saint Devota Mass and Concert in Montpellier on Saturday 25 January 2014

A Mass in honour of Saint Devota will be given on Saturday 25 January 2014 at 10.30 a.m.

It will be followed by a concert at 3.30 p.m.  La Cunfraterna di a Serra will perform sacred Corsican polyphonic chants.

Bookings on 06 62 70 36 96


More info:  www.cunfraterna-di-a-serra.com
www.saintedevotemonaco.com