Opera

モンテカルロ・オペラ座の2013年度の新シーズンは10月24日に開幕

プラシド・ドミンゴが監督を務めるジャン＝カルロ・メノッティのオペラ「アメリア舞踏会に行く」と「電話、または三角関係」

「アメリア舞踏会に行く」と「電話、または三角関係」はユーモアたっぷりのオペラの傑作。

ジャン＝カルロ・メノッティが最初に成功をおさめた作品「アメリア舞踏会に行く」は彼が若い頃の楽しい時代を繁栄しています。このオペラは 舞踏会で注目を集めることに執着している社交界好きの若いイタリア女性の物語で、メノッティならではの素晴らしいメロディーと奥の深いユーモアが見事に調和しています。

第二次世界大戦後に発表された「電話、または三角関係」は変貌しつつある世界を舞台にしています。このオペラもユーモアに溢れた作品ではありますが、それまでの作品と違っているのは現代的な問題がテーマとなっていることです。そのテーマとは電話という、恋愛関係における新しいアイテム。このオペラが初上演されてから60年以上経つ今でも電話というアイテムの恋愛における役割の問題は解決されていません…。

メノッティのオペラの監督を務めるのはなんと、プラシド・ドミンゴ！モンテカルロ・オペラ座にこの伝説的テノール歌手がオペラの監督として登場するのは初めてのことです。モンテカルロ・オペラ座という大舞台で自身のお気に入りの作品である「アメリア舞踏会に行く」と「電話、または三角関係」の監督を務めることをプラシド・ドミンゴはとても楽しみにしています。

「アメリア舞踏会に行く」と「電話、または三角関係」
2013年10月24日〜10月27日
モンテカルロ・オペラ座（Opéra de Monte-Carlo）

インフォメーション : www.opera.mc