Concert

モナコ大公宮殿の今年の夏のコンサート

モンテカルロ・フィルハーモニー交響楽団がモナコ大公宮殿の中庭で2014年7月17日〜8月7日までコンサートを6回上演

1959年、レーニエ3世大公とモンテカルロ・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督、ルイ・フレモーが始めた夏のコンサート。年々、評判を高めてきたモナコ大公宮殿の夏のコンサートは、世界中の音楽ファンが集うイベントとなりました。

7月から8月にかけて、モナコ大公宮殿の中庭（la Cour d´Honneur）は屋外コンサートホールに変身します。モンテカルロ・フィルハーモニー交響楽団と世界のソリスト達が共演します。

2014年度のプログラム：

7月17日（木）21時半〜
指揮：セミヨン・ビショコフ
ピアノ：カティア＆マリエル・ラベック

プーランク「2台のピアノと管弦楽のためのニ短調」
ベルリオーズ「幻想交響曲、 opus 14」

7月20日（日）21時半〜
指揮：ジェンルイジ・ジェルメッティ
ソプラノ：カタジナ・メダラルスカ
ドビュッシー「牧神の午後へのプレリュード 」
レオ・フェレ「とだえたセレナーデ」
ラベル「道化師の朝の歌」
ラベル「亡き王女のためのパヴェーヌ」
ラベル「ボレロ」

7月26日（土）21時半〜
指揮：山田和樹
ピアノ：ルステム・サイトクロフ (2003年度モンテカルロ・ピアノ・マスターズの優勝者）
ラシマノフ「 ピアノ協奏曲第2番ハ短調 、opus 18」
ドヴォルザーク「 交響曲第8番ト長調、 opus 88」

7月31日（木）21時半〜
指揮：山田和樹
ヴァイオリン：ヴァディム・ルパン 、チェロ：アレクサンドル・クニャーゼフ 、ピアノ：ニコライ・ルガンスキー
ベートーヴェン 「ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための協奏曲ハ長調、opus 56」
「三重協奏曲」
ドビュッシー 「海、管弦楽のための交響曲的3つの素描 」

8月3日（日）21時半〜
指揮：マウリツィオ・ベニーニ
モーリス・ジャール作の映画音楽:
「アラビアのローレンス」 (アラビアのローレンス)
「インドへの道」 (インドへの道)
「ドクトル・ジバゴ」 (ドクトル・ジバゴ)
ニノ・ロッタ :
「ラ・ストラーダ」
「アマルコルド」
「山猫」

8月7日（木）21時半〜
指揮：ラファエル・フリューベック=ド・ブルゴス
ソプラノ：イラリア・デル＝プレト 、 テノール：マーク・ミルフォファー、バリトン：ドミニク・ コニガー
カルロ・フェリーチェ劇場合唱隊、指揮者 パブロ・アサンテ
カール・オルフ「カルミナ・ブラナ」

インフォメーション : www.opmc.mc

モンテカルロフィルハーモニー管弦楽団 の2014年-2015年度シーズン

今シーズン、モナコおよび海外で60回以上の公演開催予定

ジャンルイジ・ジェルメッティ芸術音楽監督率いるモンテカルロフィルハーモニー管弦楽団（OPMC）の新シーズンは多様な音楽スタイルで催されます。

レニエ三世オーディトリウムとグリマルディフォーラムで15回のコンサート<ラ・グランドセゾン La Grande Saison >が公演されます。ラ・グランドセゾンはオーケストラの素晴らしいシンフォニーコンサートです。

5回のコンサート< Salle Garnier>も催されます。クラシック芸術小規模編成のコンサートがモンテカルロオペラ劇場で上演されます。

また映像を投影しながらの上映コンサートも予定しています。

サンシャルル教会では聖なる音楽のコンサートを４回上演し、どなたでも無料でご覧いただけます。

親子連れ向けに<子供達のためのコンサート>がレニエ三世オーディトリウムで行われます。

夕暮れ時に開催される12回のハッピーアワーミュージカルは

室内楽コンサートと併せて大好評。

移動式コンサートがモナコのメゾン・ラテンアメリカで催されます。コンサート終了後には観客はグラスを傾けながら和気藹々とミュージシャンたちと交流を。

レニエ三世音楽アカデミー特別公演、プリンセスグレース・ダンスアカデミー特別公演、アンチーブ名演奏家たちのフェスティバルなど、モンテカルロフィルハーモニー管弦楽団は年間を通して様々な公演に参加します。

7月と8月、大公宮殿にて6回の上演があります。国際色豊かな観客がオーケストラそして独奏者たちに耳を傾ける素晴らしい機会となっています。

最後に、モンテカルロフィルハーモニー管弦楽団はモナコ国内だけでなく、フランス、中国、イタリアなど各国でも上演します。

詳細はこちらwww.opmc.mc

写真著作権: OPMC / DR