アントワーヌ要塞

 18世期初頭に建造されたこの要塞は今では屋外劇場となっています。1944年に破壊されましたが、レーニエ3世大公の指示により1953年に再建されました。

 


要塞様式の建築、望楼、誰もいないかのような静けさが、この要塞独特の魅力をかもしだしています。快適に訪れることができるようにリフォームされており、中央にはボールがピラミッドのように積み重ねた装飾があります。防御のための胸壁がない箇所にはトベラの木が植えられており、要塞としての建築様式が強調されています。
アントワーヌ1世が18世紀にモナコの北東の端に要塞として建造したこの建物は、1970年に野外劇場に変身しました。緑に囲まれた気持ち良い環境のなか、建造当時と同じ雰囲気のこの歴史的建築物で室内音楽、演劇、詩の朗読会、民族舞踊などのスペクタクルが開催されています。

入場無料(スペクタクルを除く)