9th Monaco Historic Grand PrixSunday 11 May, Principauté de Monaco
08/26
第9回モナコ・ヒストリック・グランプリ
クラシックカーのファン達 が集まるカーレースが2014年5月9日〜5月11日開催
1997年からモナコ自動車クラブが2年毎に主催しているモナコ・ヒストリック・グランプリ(Grand Prix Historique de Monaco)はモナコF1グランプリの2週間前に催されます。
モナコの伝説的なコースをクラシックカーがスピードを競うこのカーレースは自動車の機械工学好きやレーサー、クラシックカーファンには見逃せないイベントです。
来年の5月9日(金)午後から5月1日(日)の2日半のあいだ、モナコは時代をさかのぼり、なんと半世紀にわたるカーレースの歴史が再現されます。
モナコ・ヒストリック・グランプリ
2014年5月9日〜5月11日開催
インフォメーション: http//www.acm.mc
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05/08
ルイ・シロンのブガッティがモナコに里帰り
モナコ・ヒストリック・グランプリに参加するために2台のブガッティがモナコに戻ってきました。
第9回モナコ・ヒストリック・グランプリに参加するために、2台のたいへん特別なモナコを象徴する2台のスポーツカーがモナコに60年ぶりに戻ってきました。
オーストラリアからロンドンまで海を渡り、そしてロンドンからモナコまでは道路を走って、なんと18000kmの距離を越えてブガッティはモナコに里帰り。
オーストラリア人のアダム・ベリーマンは、ブガッティ2台のうち、モナコ人レーサー、ルイ・シロンが所有していた37Aタイプ1台を所有しています。ロベール・カゾーとマルセル・バルザが所有していたもう1台の51/35TCタイプは、在メルボルンのモナコ領事、アンドルー・カノンが現在の持ち主です。
2台のブガッティはニュージーランドで3年間に渡る修復作業を経て、モナコのレースに参加することになりました。
アンドルー・カノンはブガッティの51タイプで初めてレースに参加します。このブガッティがヨーロッパ大陸でレースに参戦するのはプリゾナー杯(第二次世界大戦終戦を記念して1945年に開催、マルセル・バルザは5位入賞)以来初めてのことです。
ブガッティの51タイプでとアルファロメオ・モンザはモナコ・ヒストリック・グランプリの参加車のなかでもこのレース創設以来、最も代表的な車で、シャーシ4847の参加は専門家たちにとっては重要な出来事です。
古くは1959年に優勝したサー・ジャック・ブラバム、近年では2010年と2012年に優勝したマーク・ウェバーなど、モナコ・グランプリでは数多くのオーストラリア人ドライバーが活躍しています。
9回目を迎える今年のモナコ・ヒストリック・グランプリには、フランスの歴史あるこの2台のスポーツカーにオーストラリア人ドライバーが乗って参戦します。
写真説明 :
1/マルセル・バルザ、1945年のプリゾナー杯レースのスタート地点にて
2/修復されたブガッティのハンドルを握るアンドルー・カノン領事
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