モナコのナショナルデーまであと1日!

発行日 2022/11/18
ナショナルデーのお祝いの一環としてモナコ大公を讃えるため、モナコの街は国旗の色である赤と白で彩られています

モナコのナショナルデーは「君主の日」または「大公の日」とも呼ばれています。現モナコ大公アルベール2世は世界で最も古い王朝の継承者です。モナコのナショナルデーはモナコ国民が大公と大公一家への愛着を表す、大切な一日です。

「君主の日」は、伝統的にはモナコ大公の守護聖人の日と決められていましたが、アルベール2世の父親である故レーニエ3世はこの伝統には従わず、自身が即位した11月19日をナショナルデーとして祝うことを決めました。この日は聖人レーニエ・ド・アルゼロの日でもあります。父親の思い出として、アルベール2世は11月19日をそのままモナコの国の祝日として残すことにしました。

ナショナルデーのイベントの一環としてアルベール1世生誕100年を祝うために大公宮殿で午後8時から12分間、空中バレエのショーが上演されます。過去にも開催されたこの光溢れる美しいショーは観客から大喝采を浴びる成功を博しました。


明日の朝午前9時半からはモナコ大聖堂で伝統的なミサが行われ、テ・デウムの聖歌が唄われます。大公宮殿の名誉の中庭では軍隊の勲章授賞式、大公宮殿広場では軍隊パレードが開催され、大公宮殿のバルコニーから大公一家が一般市民のために手を振ります。

モナコならではのコンダミーヌ市場では朝8時半から午後2時まで地元の特産物の試食、正午には巨大なストックフィッシュの準備、夜の7時から10時半までは音楽を楽しむことができます。

大公、万歳!
モナコ、万歳!

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